I&H PEOPLE

特定領域認定薬剤師 / 仲西 毅

社内の資格取得サポートを生かして、薬局薬剤師としては日本にまだ13人(2015年当時)しかいない、外来がん治療認定薬剤師の資格を取得。薬局の店長を務め、マネジメントを行っている彼は、なぜ認定薬剤師を志し、どのように資格を役立てているのでしょうか。資格取得までの道のりや、認定薬剤師としての手ごたえ、目指す姿について語ってもらいました。

01/ QUESTION

なぜ、外来がん治療認定薬剤師を
目指したのですか?

もともと、薬剤師のなかでも専門分野に特化したスペシャリストを目指したいと考えていました。なかでもがん治療は、日々進歩している領域。これまでがん治療というと、入院するのが一般的でしたが、今では通院しながら治療や緩和ケアを受けられる患者さまも多くいらっしゃいます。先進的な医療に興味を抱き、深く勉強していきたいと思いました。

02/ QUESTION

資格取得までの道のりを
教えてください。

まず、認定薬剤師の資格を取るには、薬剤師として3年以上の経験を積んでいることが第一条件。それをクリアしていた私は、I&H(当時阪神調剤)が推進している認定薬剤師の資格取得サポートを使って資格にチャレンジしようと、2014年の12月に社内面接を受けました。そこから、資格取得の道のりがスタート。最終的に認定薬剤師になるためには、所定の研修を受けて単位を獲得することや、筆記試験、ドクターとの面接のほかに、これまで自分ががん患者さまに対して、薬剤師としてどのような薬学的介入を実践してきたのか、事例を挙げなければいけません。さまざまな苦労を乗り越えながら1年間かけて資格取得に臨み、2015年の春に外来がん治療認定薬剤師になることができました。

03/ QUESTION

資格取得にあたって、
苦労したことは何ですか?

薬剤師として、がん患者さまに対する薬学的介入の実績を築き上げたことです。たとえば、がんの副作用に対して、薬学的観点からどのようなアドバイスをしたか、ドクターの処方に対して、どのような提案をしたのか。資格取得にあたって、そういった過去の事例が10ケース必要でした。それは簡単なことではなく、そもそも薬局に来られる患者さまが、どのような疾患を抱えておられて、病院でどのような治療を受けられているのかを把握していないと、処方に対する提案すらもできません。患者さんの治療計画や検査値を見せてもらうよう病院薬剤師に依頼するなど、自分から積極的に病院に働きかけ、提案するために何度も病院に足を運びました。

04/ QUESTION

仕事において、資格がどのように
活かされていますか?

患者さまが持ってこられた処方を見た時に、疾患や治療内容を推測できるようになり、がんと闘う患者さまを細やかにフォローするための処方の提案ができるようになりました。さらに、高齢者社会となり、患者さまの増加から入院制限も広がっている今。昔とは違って、通院しながら抗がん剤治療を行う必要性が高まっている時代です。病院の外で副作用のケアに携わる人材が足りていないことが問題視されており、がんの専門性に長けた薬局薬剤師を育成し、副作用をフォローできる人材を増やす取り組みが推進されています。外来がん治療認定薬剤師は、現代の医療ニーズをカバーする、大きな役割を担っていると感じています。

05/ QUESTION

現在の、
活動内容を教えてください。

認定薬剤師として、薬局の店長を務める傍ら、がん専門の病院薬剤師が主催する研修会で講演をしたり、社内での新人薬剤師研修で講師をしたりと、人材育成にも携わっています。また、I&Hで新しくスタートした「社内がん認定薬剤師」の認定審査委員長も務め、がん領域における薬剤師のレベルアップにも従事。さらに私自身のステップアップとして、がん治療に伴う緩和ケアの専門性を高めるために、緩和薬物療法認定薬剤師の取得にむけて動き始めています。

06/ QUESTION

I&Hの、認定薬剤師資格取得
サポート制度の魅力は何ですか?

専門領域を深く学びたいという人にとって、認定薬剤師を取得することは、成長につながる大きなチャンス。しかし、資格取得にはそれなりの費用も必要です。この制度では、研修を受けるための交通費をふくめ、資格取得にかかる費用を全額負担してもらえたり、参加したいと思った学会や研修会にはすべて参加できたりと、強力なバックアップ体制が整っています。また、会社が資格取得をサポートしてくれているということが、最後まであきらめずに頑張り抜く、大きなモチベーションにもなりました。

07/ QUESTION

これからのビジョンを
教えてください。

認定薬剤師になる前と比べ、より患者さまに寄り添ったケアやアドバイスができるようになったと感じていますが、がん患者さまの多くが、精神的な不安を抱えていらっしゃいます。ただ一方的に薬の説明をするだけではなく、できるだけ、その不安を解消できるように、患者さまの声に耳を傾けて、話をしっかりと聞くことが大切。患者さまのかかりつけ薬剤師として信頼を築いていけるように、さらに知識を身につけたいと思っています。そのためにも、病院研修に参加し、薬剤師としての専門性を磨いていきたいです。

08/ QUESTION

I&Hの魅力を教えてください。

薬剤師として活躍できる多彩なフィールドが広がっており、若手のうちからキャリアステップを描ける会社です。私自身、店長・管理薬剤師としてマネジメントを学びながら、薬剤師としての知識やスキルの向上にも尽力できています。また、他社に類をみない充実した研修やサポート体制が整っており、自分の目指したい姿にむかってチャレンジできるのも大きな魅力です。

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