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薬剤師の仕事におそらく
“正解”はない。
だからこそ、やりがいがある。

関東第四ブロック長 2006年入社

野村 洋介

NOMURA YOSUKE

現場で共に働くスタッフが、それぞれの“強み”を発揮 できるようサポートするのも、現在の自分の務め。

入社3年目からは店長として、2014年からは、関東第四ブロックのブロック長として勤務しています。私は、「この国で暮らす人や社会にとって、薬剤師や薬局が意義のある存在となるためには、どのように行動すべきか」、といったことを考えながら日々の仕事に取り組んできました。 薬剤師として現場で患者様をご支援する仕事に携わっている時に、何よりも手応えを感じる、という点は入社以来変わりませんが、管理職に就いてからは、現在のポジションだからこそできることを通して、これまでの経験や実績を患者様や地域社会により一層還元できるように、と努めています。たとえば、現場で共に働くスタッフが、それぞれに自分の“強み”を発揮して患者様により良いサポートをしよう、という気持ちになってくれるよう、管理者としてバックアップすることも、そのひとつだと考えています。

   

管理者にとって、現場スタッフの日々の成長は、やりがいであり、刺激でもあります。

以前は「題名のない研究会」と称して、店舗の取り組みや、各人の得意分野にフォーカスしたプレゼン大会を実施していました。しかし、コロナ禍で人が集まること自体が難しくなった今は 、「 関東第四ブロック新聞」という名称で、毎月店舗で頑張っていることや、スタッフ一人ひとりのパーソナリティにフォーカスした記事を掲載し、より良い現場づくりに活かす取り組みを続けています。そんな中で、ある店舗スタッフが、日々の業務を通して患者様から厚い信頼を寄せていただいているといったエピソードを見聞きしたり、患者様のためにできることや、この薬局を支持してくださる患者様が一人でも多くなるようにと必死に考えてくれたりする姿勢を目の当たりにすると、管理者としてのやりがいを感じますし、私自身にとっても大きな刺激にもなっていると思います。

薬局や薬剤師の新しい価値を創造する。そんな次世代の薬剤師にとってやりがいに満ちたフィールドへ。

多様化するこれからの時代、いかに一人ひとりの患者様に対して、また、それぞれの地域に対して、個別に最適なアプローチができるか、といったことが、薬局や薬剤師の新しい価値を創造することにつながってくるはずです。つまり、「受け身であってはできない業務」や「正解が一つではない場面」は、これまで以上に増えてくるでしょう。しかし、一方で忘れてならないのは、その価値創造が患者様にとってメリットがあるかどうかを、エビデンスを構築してしっかり検証すること。それはすなわち、これからの薬局の存在価値を検証することにもなると私は考えます。次世代の薬剤師にとってやりがいに満ちた挑戦のフィールドが、I&Hだからこそ「ある」と自負しています。私もそんな皆さんと共に、患者様中心のケアを実践できる薬剤師、そして薬局のあり方を追究し続けたいと思っています。